米国男子ツアー

08年の「マスターズ」出場資格の変更を発表

2007/04/05 09:00

マスターズ委員会のビリー・ペイン理事長が、「マスターズ」出場資格の変更を発表した。何らかの変更が行われるとの憶測が飛び交っていたが、ついにそれが正式発表となった。新たに出場資格を得るのは、まずPGAツアーのレギュラー・シーズンとプレーオフの大会で優勝した選手。今年から始まったフェデックスカップ・シリーズで、各大会のチャンピオンを称える意味合いもある。そして、優勝すれば出場権が手に入るため、特に「マスターズ」前の数週間の大会は盛り上がるでしょう。

また、チャンピオンだけではなく、「ツアー選手権」の出場権を得る30人全員も「マスターズ」出場が可能となる。

一方、前年の賞金ランキングによる出場権が、上位40人から30人に減らされるほか、その年の賞金ランキング上位10人に与えられる出場資格がなくなることになった。大会チェアマンのビリー・ペインは、次のように話している。

ビリー・ペイン理事長
「私たちにとって最も大切なことは、世界でも特に優れたプレーヤーに出場資格を与えると同時に、“マスターズ”をさらに親しみやすい大会にすることです。そのためには、出場資格を毎年、検討する必要があると考えています」

出場資格の変更は、多くの選手にとって嬉しいニュースとなりそうだ。