2022年 全米オープン

エース達成も1打及ばず予選落ち キャメロン・ヤングの派手なスコアカード

2022/06/18 14:08
キャメロン・ヤングはエース達成も1打及ばず予選落ち( Keyur Khamar/PGA TOUR via Getty Images)

◇メジャー第3戦◇全米オープン 2日目(17日)◇ザ・カントリークラブ(マサチューセッツ州)◇7264yd(パー70)

世界ランキング31位のキャメロン・ヤングが大会史上48度目のホールインワンを達成したが、カットラインに1打届かず予選落ちした。2オーバー57位から出て前半1つ落とすと、バックナインはド派手なスコアカードとなった。

インスタートして折り返した後半1番でスコアを落として迎えた3番(パー4)で「8」の大たたき。続く4番もボギーとして一気に通算9オーバーまで後退した。「それから、いろいろなことが起こり始めた…」。5番でバーディを奪うと、続く6番(パー3/165yd)では8番アイアンで「たまたま入った」というホールインワンを達成して巻き返した。

That's a 1️⃣!

Cameron Young with the 48th hole-in-one in #USOpen history. pic.twitter.com/5YjmDDGOSZ

— U.S. Open (USGA) (@usopengolf) 2022年6月17日

勢いそのままに7番、8番(パー5)も連続バーディとして4ホールでスコアを5つ伸ばしてカットラインまであと1打と迫った。しかし、最終9番は惜しくもパー。後半9ホールのスコアカードは1イーグル3バーディ、2ボギー1クアドラプルボギーの「36」。通算4オーバーに終わった。

昨年は米下部コーンフェリーツアーで2勝を挙げ、今季メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」では3位に入った25歳。2週前の「ザ・メモリアルトーナメント」でも初日首位発進を果たすなど、好調を維持して今週に臨んだが、「予選通過を逃したから、ホールインワンを達成したことはそんなに喜べない」。キャリア3度目のメジャー大会は、複雑な思いを抱えて幕を閉じた。

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