2022年 ザ・プレーヤーズ選手権

“第5のメジャー”でウクライナ国旗色のリボン PGAツアーを挙げて募金支援へ

2022/03/09 11:30
松山英樹もキャップにリボンをつけて練習を行った

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 事前(8日)◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇7256yd(パー72)

“第5のメジャー”開幕に先立って会見を開いたPGAツアーのジェイ・モナハン・コミッショナーは、ロシアから侵攻を受けるウクライナの子どもたちへ支援を行うユニセフへの寄付を募る「#golfersforukraine」の活動へ積極的に協力していくことを表明した。

「我々の心はウクライナの人々、そして紛争に巻き込まれている人々とともにある。無意味な暴力に終止符を打ち、平和的に解決することを願っています」と話し、各ゴルフ団体で一致団結して募金活動を支援することを強調。PGAツアーもすでに寄付を行っているとした。

活動をさらに広く知らしめるため、今大会では選手やキャディ、スタッフにウクライナ国旗と同じ青と黄色のリボンを配布。この日キャップにリボンをつけて練習した松山英樹も「戦争はなくなってほしい」と神妙な面持ちで話した。

欧州出身のトッププレーヤーも事前会見で一様に声を上げた。世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)は「本当に悲しい。このことを考えるたびに、言葉を失ってしまう。プーチンが何を考えてこんなことをするのか、信じがたいことだ」と怒りをにじませ、ロリー・マキロイ(北アイルランド)も「(英国石油大手の)シェルはロシアの石油を買うつもりはないようだ。現時点では、それが正しい行動だと思う。国際社会は団結して、できることは何でもしなければ」とコメントした。

・活動公式サイトhttps://www.golfersforukraine.com/

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