2022年 ジェネシス招待

松山英樹は20代で賞金をいくら稼いだ? 次戦は30歳

2022/02/17 11:44
開幕前日はプロアマ戦に出場した松山英樹

◇米国男子◇ジェネシス招待 事前情報(16日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

松山英樹は2月25日に30歳になる。誕生日当週に行われる「ザ・ホンダクラシック」(フロリダ州PGAナショナル)にはエントリーしない予定。今大会が20代で最後にプレーするゲームになる。

リビエラCCへの印象は「良いイメージがまったくない」と苦手意識さえ感じさせる言葉を残すが、2015年の4位をはじめ過去にトップ10入りが3回ある。2015年以降、これを上回るのは6回のダスティン・ジョンソンだけだ(アダム・スコットが同じ3回)。ティイングエリアで視界が開けた前週のTPCスコッツデール(WMフェニックスオープン)とは違い、木々にホール間をセパレートされたコースへの対応力も問われる。

開幕前日は18ホールのプロアマ戦に参加した。開催地のロサンゼルスは前週、気温30℃以上になる日もあったが、今週に入って早朝は10℃以下に冷え込む日が続いた。依然として好調と言いがたい出来からのスコアメークが重要になる。

早朝は気温が低く、ウィンドブレーカーを着ていた

アマチュア時代からツアーに出場した松山は2013年4月、東北福祉大4年時の21歳でプロ転向。国内ツアー「東建ホームメイトカップ」でデビューし、通算8勝(うち1勝はアマチュア)を挙げ、キャリアで4億2477万7918円を稼いだ。

PGAツアーは13年のメジャー「全米オープン」がプロ初戦。今年1月の「ソニーオープンinハワイ」までに8勝、20代のラストゲームを前に生涯獲得賞金は3836万5359ドル(約44億3081万5426円)。さらに17年に出場した平場の欧州ツアー「アイルランドオープン」での8万4505.61ユーロ(約1110万4037円)を加えると、約48億6669万円。もちろん今週も上積みするチャンスがある。

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