コリン・モリカワがバハマでプロポーズ「これまでにない緊張」

◇米国男子（ツアー外競技）◇ヒーローワールドチャレンジ 初日（2日）◇アルバニーGC（バハマ）◇7309yd（パー72）

世界ランキング2位のコリン・モリカワは2日、学生時代から交際を続けてきたキャット（キャサリン）・ズーさんと婚約したことを、自身のインスタグラムで明らかにした。

PGAツアー公式サイトは、モリカワのコメントを紹介している。「それは、火曜日（30日）のバハマでのこと。ボートを借りて、ナッソー近くを周遊しながら、下調べしておいたこのビーチに停めたんだ。海の中に指輪を落とさないか心配だったので、砂浜でプロポーズをしようと決めていた。それから半日間、水の中で一緒に過ごしたんだ」

「プロポーズする前は、これまで経験したことがないくらい緊張していた。月曜日の深夜にバハマに着いて、火曜日の早い時間にキャディと練習ラウンドをしに行った。カートを運転していたら、疲れだけじゃなく、あまりに上の空だったので、危うくロープに突っ込むところだったよ。彼女がイエスと言ってくれると信じていたけど、人生で一度きりのことだから、特別なものにしたかったんだ。だから、本当に緊張していた」

モリカワは、カリフォルニア州北部のカリフォルニア大バークレー校、ズーさんは南カリフォルニアのペパーダイン大でそれぞれゴルフをしていたが、共通の知人の紹介で出会って、遠距離恋愛が始まった。モリカワは、ズーさんと交際を始めるまでは大学の試合で勝ったことがなかったが、連絡を取り合うようになってからは、ゴルフの成績も急激に良くなったという。

「遠距離は簡単ではなかったけど、僕たちはそれを楽しんだ。そうしているうちに、どんどん好転していったんだ」

「彼女がイエスと言ってくれて、これからも一緒に入られることだけでうれしい。いろいろ計画して、話し合わないといけないことがあるので、まだ（結婚の）日付は決めていないけど、いまから本当に楽しみだよ」

モリカワにとって、2021年は忘れられない年となるだろう。7月に「全英オープン」でメジャー2勝目を飾り、前月には米国人として初めて欧州ツアーのレース・トゥ・ドバイ王者に輝いた。ズーさんとも婚約をし、今週のバハマ（ヒーローワールドチャレンジ）で優勝すれば、自身初の世界ランク1位に浮上する。