米国男子ツアー

石川遼「今の自分の力を理解できた」最終ステージ進出ならず/一問一答

2021/10/23 12:13
QTセカンドステージは孤独と静けさの中で熱い戦いが繰り広げられた(撮影/田邉安啓)

◇米国男子下部コーンフェリーツアー◇2次予選会 最終日(22日)◇ベアクリークGC(カリフォルニア州)◇7188yd(パー72)

2022年の米下部コーンフェリーツアーの出場権をかけた予選会(Qスクール)の2次予選で石川遼は通算4アンダー35位で終え、5打及ばずに最終ステージ進出とはならなかった。「初めてのコースで4日間、70何人かのなかで19位に入れない力だというのは分かった。それは自分でもスッキリしている」と大一番の結果に悔しさをにじませた。

―プレーを終えて
悪いところが結構出たと思いますし、すごく収穫もあった。この状況に来られたからこその収穫もあった。次に生かしていきたいなという部分がたくさんありました。

―今週「これが足りない」と思ったのは?
現時点で足りないことはいっぱいある。飛距離もそうだし、精度も。アイアンの距離感も、単純にボールのコンタクトも、すべてにおいてもっともっと上手くなれるし、なりたいなと思う。

みんな自分に何が足りないかは、うまい人と比べたり、客観的に見ればわかること。ただ、そのため何をやればいいかを継続しながらやり続けることが難しい。足りないことだらけですけど、めっちゃ今楽しいし、目指しているところは変わらない。

―4日間プレーをして
勉強することもたくさんありました。悔しいは悔しいですけど、今の自分の力をすごく理解できましたし、いま何が起こりやすいかという癖もわかった。いまの自分の実力をごまかさずに、正面からぶつかれたことによって、1年後にまったく同じようなことをやっているのではなく成長できているように、目を背けないで、しっかり向き合ってやっていかないといけない。

―今後について
まだいつ帰るかも決めていない。将来的にはPGAツアーでやるために4日間に強いゴルフをしないと。

トラブルにも冷静に対処出来ていたのだが‥(撮影/田邉安啓)