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“押し問答”で30分待ちも 木下稜介が日本人3番手の好スタート

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 初日(21日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7041yd(パー70)

1番でバーディ発進も2番でティショットのミスからダブルボギー。出だしでつまずいた木下稜介は6番(パー5)で珍しいケースに遭遇した。

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同組のロジャー・スローン(カナダ)が放ったボールが見つからず、本人は右サイドに広がる池に入ったと主張。競技委員を呼び、後続のグループを先に行かせても続いた“押し問答”は30分ほどに及んだ。スローンは結局ロストボールとして、ティイングエリアへ戻って打ち直し。4打目を2.5mほどに絡めて、イーグルならぬパーを拾ってみせた。

「日本だと(すぐに)『(打ち直しに)戻ります』ってなりますよね。結果的には打ち直しになったけど、自分の意見をしっかり、はっきりと言う」。木下は文化の違いを実感しつつ、「ダボを打って浮き足立っていたところもあったので、逆にちょっと落ち着けたのかな」

思わぬ待ち時間もイライラすることなくポジティブに消化。7番から2連続バーディを決めるなど、5バーディを積み重ねた。

最終18番(パー5)はグリーンが空くのを長々と待ち、セカンドを隣接する10番のラフまで曲げるピンチ。グリーン方向の斜面にそびえる林を越える高さは出せないと判断し、冷静に横へ出して1パットパーで締めくくった。「今までだったら、ボギーでいいかなとか諦めるところもあったんですけど、海外の選手はどこからでも必死にパーを獲ってくる。全英とかWGCの経験を生かして気持ちを切り替えられた」とうなずく。

3アンダー6位は首位の岩田寛、2位の松山英樹に次ぐ日本勢3番手。「あした以降もスコアを伸ばさないと優勝争いには残れない。満足とかはないですね」ときっぱり。日本ツアーの賞金ランキング1位として、PGAツアーの強豪たちに食らいつく。(千葉県印西市/亀山泰宏)

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