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2021年 ザ・CJカップ
期間:10/14〜10/17 場所:サミットクラブ(ネバダ州)

“先見の明”にスポット マキロイが「62」で2位に急浮上

◇米国男子◇ザ・CJカップ 3日目(16日)◇サミットクラブ(ネバダ州)◇7431yd(パー72)

スタート時点での首位との差は9打あった。ムービングデーの18ホールを終えて、それは2ストロークになった。ロリー・マキロイ(北アイルランド)は前半3番(パー5)から5連続を含む8バーディを奪い、最終18番(パー5)でイーグルフィニッシュ。19位から圧巻の「62」をたたき出して、通算19アンダー2位に急浮上した。

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2.5mを流し込んだ序盤2番(パー3)のパーパットが、猛チャージののろしになった。9番までに6つのバーディを記録し、後半はチャンスホールを確実にプレー。342ydに設定された1オン可能な12番、パー5の14番できっちりバーディを奪った。「最後のイーグルはちょっとしたボーナス。バックナインでは必要とされるプレーをした。もったいないところもあったけれど、文句はないよ」

2日連続ノーボギーへの満足度も高い。前日、キャディに「最後にボギーなしで回ったのがいつだったか思い出せないな」とつぶやいたばかり。3日間でバーディを記録していないのは18ホール中5ホールだけで、「全部一日で取れたら『59』が出る」と上機嫌だった。

今大会の開幕前、PGAツアーの選手層の厚さについて言及していたマキロイ。直近の優勝である5月「ウェルズファーゴ選手権」の最終日に、最終組でぶつかったキース・ミッチェルのプレーに目をむいたことを回想した。「彼は1番ホールで左のバンカーから、7Iで信じられないようなショットを打ってピンそば3mにつけたんだ。僕は彼をとんでもない選手だと思った。多くの人は気づいていないけどね」と、まだツアー1勝の選手を絶賛していた。

そのミッチェルが今週、2日目を終えて2位に5打差をつけてトップに立つ活躍ぶりに、マキロイの“先見の明”にスポットライトが当たったが、そこは19勝の名手。ツアーの看板を譲る気はさらさらない。「スイングのことだけでなく、メンタル面、ルーティンやイメージの視覚化にも取り組んでいる。あしたはそれをプレッシャーの中で試せるのがうれしい」と節目のタイトル奪取に挑んでいく。(ネバダ州ラスベガス/桂川洋一)

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