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「ポンコツでした」けど6アンダー 松山英樹は復調パットに及第点

◇米国男子◇シュライナーズチルドレンズオープン 初日(7日)◇TPCサマリン(ネバダ州)◇7255yd(パー71)

「上位で戦うためには、1日5アンダーよりも良いスコア」。開幕前に掲げた目標をまずはきっちり達成した。全体の平均スコアは「68.368」、首位のカン・スン(韓国)は10アンダースタートのロースコア合戦を、松山英樹は6アンダーの10位で滑り出した。

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7バーディ、1ボギーの「65」は、2019年大会の最終ラウンドに並ぶ当地での自己ベストスコア。「このコースではなかなか良いプレーができていなかった」という不安を感じさせないプレーを序盤から見せた。さえたのはパッティング。12番では下りの6mを流し込むなど、開始4ホールで3バーディを奪った。

2021―22年シーズン開幕戦「フォーティネット選手権」を終え、2週のオフは「ショットもアプローチも、パターもまんべんなくやったつもり」と全体的な底上げを目指した。「けれど、ショットとアプローチがポンコツでした」というのがこの日の出来。1Wショットで片手を離すフィニッシュが多く、2打目以降も「良いショットが何ホールかあるが、それが続かない」。5ホールでパーオンに失敗した。

2日目へ前向きになれるのは、最終ホールの2つのストロークが大きい。残り240ydから5Iで放った第2打は「きょうイチ。思わずびっくりした」という完ぺきな当たり。大きなスライスラインを描いたイーグルパットも、外れはしたものの納得感を口にした。

「(パットは後半)5番、6番とミスみたいな感じが続いて、(3パットボギーにした)7番はファーストパットが強く入って、返しが逆に緩んでしまった。ミスをミスにつなげてしまった。その代わり、9番で良いストロークができたのは今まではなかった感じがある」

唯一のボギーを喫した直後、8番(パー3)で5mを沈めてバウンスバック。「グリーンが少し硬くなっていて、もう少し伸ばしたかったがなかなか対応できなかった」と欲を言えばきりがないが、2連続バーディフィニッシュ以上の手応えもある。

「この6アンダーを次につなげるために、あした、また良いスコアをつくるためには、しっかりした内容が必要。良い調整ができるようにしたい」と2日目午後のスタートを見据えた。(ネバダ州ラスベガス/桂川洋一)

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