2021年 ウィンダム選手権

サスペンデッド間際にホールアウト 松山英樹は12時間後に巻き返しへ

2021/08/13 10:09
松山英樹は2日目の巻き返しが必要となるスタート

◇米国男子◇ウィンダム選手権 初日(12日)◇セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)◇7131yd(パー70)

ともにプレーオフまでもつれた「東京五輪」と「WGCフェデックスセントジュード招待」を経て3連戦目に臨んでいる松山英樹。開幕前日のプロアマ戦をキャンセルするなどコンディションに細心の注意を払いながらの初日も、悪天候による2時間7分の中断を挟む疲労感たっぷりのラウンドとなった。

2番でバーディを先行させて迎えた4番、右サイドにピンが切られたグリーンからセカンドが右にこぼれ、ギリギリを狙うアプローチをミスしてダブルボギー。続く5番(パー5)のバーディも3m強のイーグルチャンスを逃し、フラストレーションが同居するバウンスバックだった。

第2打に納得のリアクションをのぞかせた後半11番では4.5mのバーディパットがひと筋右を抜けてのパー。再開から最初のショットで2オンに成功した15番(パー5)で連続バーディとしたが、上がり3ホールは惜しいパッティングが続いた。4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「69」。タフなシチュエーションでフェアウェイキープ率71.43%(10/14)、パーオン率は88.89%(16/18)と高水準にまとめ、暫定89位からの巻き返しをにらむ。

午後8時を回ろうかというホールアウトから間もなく日没サスペンデッド。「また明日頑張ります」と話し、午前7時45分と12時間を切った2日目のスタートに備えて車に乗り込んだ。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/亀山泰宏)

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