米国男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<4月19日>

2021/04/19 12:30

2015年 ジム・フューリックがプレーオフ制して5季ぶりV

ジム・ヒューリック(写真は2015年RBCヘリテージ)

サウスカロライナ州にあるハーバータウンGLで行われた「RBCヘリテージ」。ジム・フューリックが通算18アンダーの首位タイで並んだケビン・キズナーとのプレーオフを制して、5シーズンぶりツアー通算17勝目を飾った。

10アンダー5位から出たフューリックは前半9ホールで6バーディを奪って後半にターン。さらに2つスコアを伸ばしてこの日ベストスコアとなる「63」をマークした。プレーオフ2ホール目の17番(パー3)で3mほどのバーディパットを沈めて決着をつけた。

控えめな笑顔に徹し続けた男が、勝利を確信すると雄叫びをあげた。「最後にカップにボールが消えてエキサイトしたのは、うっ憤が溜まっていたから」

2010年「ザ・ツアー選手権」を最後に勝利から遠ざかり、99試合のあいだ未勝利となっていた。12年の「全米オープン」は最終日終盤に失速して4位。同年「WGCブリヂストンインビテーショナル」で2位、13年「全米プロゴルフ選手権」も2位。キャリアのなかで最も長い未勝利の期間を味わっていた。

「ここ3年はずっといいプレーができていたから。絶対に僕はまた勝つんだと信じるほかなかった」と振り返った。