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2021年 マスターズ
期間:04/08〜04/11 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

松山英樹「マスターズ」制覇 最終日ドキュメント

◇メジャー第3戦◇マスターズ 最終日(11日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7475yd(パー72)

■ コース入り (現地時間午後1時前)

大会が選手関係者に配布するマスクで口元を覆ってコース入り。白いキャップ、白地に黄色いラインが入ったポロシャツ、紺色のパンツ、白のシューズのコーディネート。パターのシャフトに計測器を付属させて、いつも通りパッティングから練習開始。1時半にドライビングレンジへ。ショットの打ち込み、アプローチ練習の後、早藤将太キャディを従えてコースへ。飯田光輝トレーナー、目澤秀憲コーチと“グータッチ”のルーティン。

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■ 1番パー4・ボギー 通算10アンダー単独首位(午後2時54分)

午後2時40分にティオフ。4打ビハインドの2位ザンダー・シャウフェレとの2サム。3Wでの第1打を右に林に曲げ、アイアンでフェアウェイに出す。ウェッジでの3打目はグリーンの傾斜でピンから離れた。10mのパーパットはカップのわずかに左。2つ前の組を回るウィル・ザラトリスが1番から2連続バーディを決め、松山のリードはいきなり1打に縮まった。

■ 2番パー5・バーディ 11アンダー単独首位(午後3時10分)

1Wでのドローボールでフェアウェイをとらえる。2打目は左足下がりの残り251ydからロングアイアンでグリーン右手前のバンカー。ウェッジで3オン、1mを沈めてバウンスバック。ザラトリスが3番ボギーで、2番バーディのシャウフェレと3打差に。

■ 3番パー4・パー 11アンダー単独首位(午後3時28分)

左サイドのバンカー群を警戒し、ロングアイアンでフェアウェイにレイアップ。ミスショットだったのか歩きながら笑顔がこぼれる。ピンは左サイドの狭いエリア。高く打ち出した2打目は「GO!」のかけ声とは裏腹にグリーンの奥へ。ウェッジでワンクッションを使ってピンそばに寄せて“お先”のパー。ザラトリスと3打差

■ 4番パー3・パー 11アンダー単独首位(午後3時41分)

4Iでのティショットはピン左奥にのり、20m近いバーディパットを残す。下の段に切られたカップに向けて1mオーバー。パーパットを確実に沈める。6番を終えたザラトリスと3打差。3位のシャウフェレ、マーク・レイシュマン(オーストラリア)とは5打差。

■ 5番パー4・パー 11アンダー単独首位(午後3時56分)

1Wで左サイドのフェアウェイバンカーに突っ込む。アイアンでフェアウェイにレイアップ。残り96ydの3打目はピン右奥からスピンで戻して5.2m。勢いよくカップに飛び込むパットでパーセーブ。ザラトリスとの3打差をキープ。

■ 6番パー3・パー 11アンダー単独首位(午後4時4分)

ピンポジションはグリーン右奥の小高く、狭いエリア。8アイアンで手前4mをとらえる。スライスラインを読んだが、カップのわずか右

■ 7番パー4・パー 11アンダー単独首位(午後4時16分)

1Wショットはフェースのトゥ側に当たって右サイドへ。ギリギリでフェアウェイをキープ。残り115ydの2打目、ピン左奥からのスロープを使って1m強につける。バーディパットはカップの左へ逸れた。直前に8番(パー5)でザラトリスが9アンダーに伸ばし2打差に詰められた。

■ 8番パー5・バーディ 12アンダー単独首位(午後4時32分)

1Wを強振してフェアウェイバンカーの右のラフへ。3Wでの残り261ydの2打目はコントロールショットでグリーン左のマウンドに当たり右奥まで転がる。ウェッジでのアプローチでピンそば1m。この日2つ目のバーディを決めてザラトリスと再び3打差に。

■ 9番パー4・バーディ 13アンダー単独首位(午後4時47分)

1Wでフェアウェイの左サイド、左足下がりの傾斜が緩やかなエリアまでボールを飛ばす。打ち上げの2打目はグリーン左奥から戻してピン手前1mに。2連続バーディで前半を「34」で折り返し。10番をボギーにしたザラトリスとは5打差でハーフターンした。

■ 10番パー4・パー 13アンダー単独首位(午後5時)

3Wでドローボールを狙い通り放ち、フェアウェイをキープ。第2打をピン手前8mで止める。フックラインはわずかにカップの右タップインパーでサンデーバックナインの入り口を無難にクリアした。5打差を譲らない。

■ 11番パー4・パー 13アンダー単独首位(午後5時21分)

1Wショットをミスしながらフェアウェイをキープ。残り204ydの2打目は左サイドの池を避けてセーフティに。グリーン右のフェアウェイにこぼれたが、パターで1mに寄せてパーを拾った。ザラトリスは12番でボギーをたたき、6打差に。

■ 12番パー3・ボギー 12アンダー単独首位(午後5時31分)

ティショットは奥のバンカーへ。グリーンの向こうのレイズクリークを警戒し、2打目はグリーンに乗せただけ。2パットでこの日2つ目のボギーとした。5打差の7アンダー2位にはザラトリス、シャウフェレ、ジョーダン・スピース

■ 13番パー5・バーディ 13アンダー単独首位(午後5時48分)

左からの風を受けた1Wショットは右サイドへのミス。林に入るところが木に当たり、ラフに出てきた。2打目をグリーン左の奥に打ち込みながら、ウェッジでピンそば1m以内に寄せて2回目のバウンスバック。同じホールでバーディを決めたシャウフェレが単独2位となり5打差のまま。

■ 14番パー4・パー 13アンダー単独首位(午後6時)

1Wショットのあと、奥のピンに対してアイアンで右5mにつける。カップのわずかに左と通過。丁寧にマークをしてから“お先”パットを沈めてパー。下唇を突き出して悔しそう。2打目をピンそば50㎝につけたシャウフェレに4打差に詰められる。

■ 15番パー5・ボギー 12アンダー単独首位(午後6時22分)

1Wショットはカットボールでフェアウェイセンター、左の木が気にならないやや右寄りを確実にキープ。2オンを狙った2打目がグリーン奥、16番(パー3)の池に入る。ドロップ後の4打目はウェッジでグリーンエッジに。パターで寄せて1パットのボギー。バンカーからの3打目をピンそば50㎝に寄せたシャウフェレに2打差に迫られた。ザラトリスとは再び3打差に。

■ 16番パー3・ボギー 11アンダー単独首位(午後6時36分)

オナーのシャウフェレの第1打はグリーン左手前の池。松山は右サイドに打ち出し「ドロー」と声を出すも、ピンに寄る傾斜にボールを落とせず15mのパットを残す。半円を描くような大きなフックラインは2mオーバー。3パットボギーにしたが、相手のトリプルボギーで2打差をキープ。2位は9アンダーでホールアウトしたザラトリスになった。

■ 17番パー4・パー 11アンダー単独首位(午後6時49分)

1Wショットはドローボールでフェアウェイに。アイアンでの2打目をピン右手前5mにつけた。バーディパットはショートさせて思わず苦笑い。2打のリードを持って最終ホールに進んだ。

■ 18番パー4・ボギー 通算10アンダー優勝(午後7時4分)

左右のそびえる木々のあいだを1Wショットで打ち抜き、フェアウェイをキープ。うつむき加減でも時折、笑顔を見せながらオーガスタの芝を踏みしめる。残り134yd、PWでの第2打は右サイドのバンカーへ。3打目は1.8mショート。左に外してタップインのボギー。早藤キャディをはじめチームスタッフと抱き合うと、必死に涙をこらえてスコア提出所へと向かった。

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