ファウラーのメジャー連続出場が41試合で途切れる

◇米国男子◇バレロテキサスオープン 最終日（4日）◇TPCサンアントニオ（テキサス州）◇7494yd（パー72）

リッキー・ファウラーは通算5アンダー17位に終わり、優勝を逃したことで次週のメジャー「マスターズ」（ジョージア州オーガスタナショナルGC）出場を果たせなかった。2011年から続いていた同大会への連続出場記録が10で途切れただけでなく、10年「全英オープン」からのメジャー出場も41試合連続でストップした。

ファウラーはメジャータイトルにこそ手が届いていないが、2014年には4大会すべてでトップ5入り。マスターズでは18年に優勝したパトリック・リードに次ぐ2位に入った。

近年は不調続きで、米ツアーでは2020年1月の「ザ・アメリカンエキスプレス」で10位に入ってからトップ10入りがない。16年2月には4位だった世界ランキングは現在95位と低迷している。

今年のメジャーについては現段階で、5月の「全米プロ」（サウスカロライナ州キアワアイランド）へは「2018年のライダーカップ選抜メンバー」の資格で出場見込み（ただし、5月10日時点の世界ランキングで100位以内）。7月「全英オープン」（イングランド・ロイヤルセントジョージズGC）は「前回大会のトップ10」（2019年6位）の資格を有している。