松山英樹は首に痛み プロアマ戦を途中棄権
2021/03/04 07:04
◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 事前情報(3日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7454yd(パー72)
松山英樹は開幕前日のプロアマ戦を途中棄権した。首まわりの痛みを訴え、18ホールの予定が、アウト9ホールを終えた時点で別の選手にバトンタッチ。コースを離れ、自家用車で近隣にある自宅に戻った。
スタート前から首から左肩にかけた部分を気にする仕草を見せていた。8番では3Wでのティショットを放った瞬間に苦悶(くもん)の表情を浮かべた。しかし、その直後もプレーを続け、一緒に回ったゲストたちに笑顔で別れを告げた。大事には至っていない様子で、4日午前8時6分(日本時間午後10時6分)のティオフに備える。
9ホールのラウンドでは強い風を浴びながらショット、パットの状態を入念に確認した。左手部分(順手で握った場合)が太いグリップを新たに装着したパターをテスト。前週の「WGCワークデイ選手権」の週末に苦しんだグリーン上での復調材料を探っていた。
会場での練習を開始した2日(火)はアウト9ホールをチェックし、この日も同じアウトだけを回った。インコースは“ぶっつけ本番”となるが、過去6回の出場経験を生かしたい。(フロリダ州オーランド/桂川洋一)