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2021年 WGCワークデイ選手権
期間:02/25〜02/28 場所:ザ・コンセッションGC(フロリダ州)

「90点くらいのゴルフ」稲森佑貴は“ピンを挿して”上位へのチャンス

◇世界選手権シリーズ◇WGCワークデイ選手権 2日目(26日)◇ザ・コンセッションGC (フロリダ州)◇7474yd(パー72)

世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンが2オーバー54位、同2位のジョン・ラーム(スペイン)がイーブンパー43位と苦しむコースを、稲森佑貴が飄々(ひょうひょう)と攻略している。世界選手権シリーズの舞台で前半を終えて通算3アンダーの20位タイと上位につけた。もちろん週末に36ホールを残しているとはいえ…。

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イーブンパー44位からのスタートで4バーディの「68」をマークした。フェアウェイキープに2回失敗し、いずれもバンカーに落としたが、そのうちの後半10番では2打目をピンそば1mにつけてバーディを奪った。

飛距離が世界トップレベルにあるとは言えない。全ホールの平均飛距離は268.1ydで全体最下位の71位。それで臆することもない。フォローの風に乗せて多くの選手が1オンを狙った12番(305yd)では、淡々と4Iを握って約115ydを残し、2打目をピンそばに絡めてバーディチャンスを生かした。「(1Wショットでは)狙い目が狭くなる。流れをわざわざ悪くさせることもない」と自分の攻め方を貫いた。

「ちょっと遠慮していた部分もあったかも」というポイントもこの日は堂々と改善した。「自分はピンを挿して(パットを)打つことも多い。気持ちで安心感を得られる」タイプだが、初日の前半はピンをカップから抜く選手に同調していた。「でも、きのうの(後半)8番、9番でピンを挿して良かった。だから、きょうは挿していこうと」。課題にしていたグリーン上でのプレーの修正には、気持ちを強く持ち直したことも役立った。

「90点くらいのゴルフだった。凡ミスもあったけれど、リカバリーもできていた」。納得できる18ホール。「でも、まだこの(ボールが止まる)グリーンなんで。まだ見たことのないような景色が待っていると思う」と謙虚に言った。「油断しないように。日によってガラッと変わると思う。我慢するところはガマンして、攻めるところは攻めたい」。週末に牙をむくコースを楽しみにもしていた。(フロリダ州ブラデントン/桂川洋一)

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