2021年 ファーマーズインシュランスオープン

小平智は大会初の通過へ1打届かずも「前向きに」

2021/01/30 13:05
小平智は1打足りず予選落ち※写真は大会初日(Ben Jared/PGA TOUR via Getty Images)

◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 2日目(29日)◇トーリーパインズGC(カリフォルニア州)◇サウスコース(7765yd)、ノースコース(7258yd、いずれもパー72)

小平智は2バーディ、3ボギーの「73」とスコアを落とし、通算イーブンパー80位で2週連続の予選落ち。3回目の挑戦だった難コースで初の決勝ラウンド進出に1打及ばなかった。

初日にタフなサウスコースを自己ベスト「71」で回って迎えたノースコースは、事前ラウンドでハーフしかチェックすることができなかったという。「そこら辺も不安になりながら回っていたのかなって思う」

2番で3パットボギーが先行。3番(パー3)もパーパットがカップの左を抜けた。「前半、なかなかチャンスというチャンスがなかったし、ついてもモノにできなかったので悔しかった。パッティングがなかなか入ってくれなかった」と唇をかんだ。

雹(ひょう)が降る時間もあった中、最初のバーディはチップインで決めた後半16番。続く17番(パー5)も2打目をグリーン近くまで運び、左奥のピンにしっかりと寄せて連続バーディを奪った。カットラインは目前だったが、最終18番はノースコースの中では難度1位のパー4。2オン2パットで週末への切符はつかめなかった。

2週前のホノルルから始まった2021年は、いきなり2月中旬までの5連戦を組んでいる。「課題はあるけど、去年と比べて成長している部分が自分では感じられている。前向きに良くなっているところをもっともっと良くして、ちゃんと予選を通れるような選手になりたい」と話し、次戦「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」(アリゾナ州TPCスコッツデール)へ顔を上げた。

荒天の2日目は雹にも見舞われた(Donald Miralle/Getty Images)

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