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トランプ氏ゴルフ場から撤退の「全米プロ」 ファイヤーストーンが開催に名乗り

ファイヤーストーンCC(米オハイオ州アクロン)が2022年のメジャー「全米プロゴルフ選手権」の会場に名乗りを上げた。

前米大統領のドナルド・トランプ氏が所有するトランプナショナルGC(ニュージャージー州ベドミンスター)で開催を予定していたが、同氏の支持者らが起こした6日の連邦議会議事堂の一時占拠を受けて、大会を主催する全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)が会場変更を決めていた

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ファイヤーストーンCCを所有するクラブコープ社のデビッド・ピルズバリーCEOは地元紙アクロン・ビーコン・ジャーナルに「PGAチャンピオンシップを再びファイヤーストーンで開催したいという願いを、しかるべき人々に伝えた。ここには偉大な歴史と確かな実績がある」と表明した。

ファイヤーストーンCCのサウスコースでは2018年まで「WGCブリヂストン招待」を開催。タイガー・ウッズがトータル8勝を挙げ、2017年大会では松山英樹が最終日にウッズのコースレコードに並ぶ「61」をマークして優勝と日米のファンにとって思い出深いコースとなっている。

ジャック・ニクラスが制した1975年大会を含め、過去3度の「全米プロ」をホスト。現在は米チャンピオンズツアー(シニアツアー)「ブリヂストン・シニアプレーヤーズ選手権」の会場でもあるが、ピルズバリー氏は「実際にPGAチャンピオンシップの開催コースとして選ばれれば、解決に向けて動くことになる。メジャーを開催する上で問題になることはない」と自信をのぞかせた。

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