PGAツアーのプロアマ競技はコロナ禍で“プロのみ”に 「アメックス」「ペブルビーチ」

PGAツアーでプロとアマチュアゲストが同組で競技に参加する次週の「ザ・アメリカンエキスプレス」、2月11日（木）開幕の「AT＆Tペブルビーチナショナルプロアマ」が、新型コロナウイルス感染拡大により、アマチュアの参加を取りやめた。カリフォルニア州での両大会は今年プロによるタイトル争いだけを行う。

芸能界やスポーツ界から参加する多くのセレブリティの姿は今年はない。いずれも使用コースを例年の3コースから2コースに変更する。「アメックス」はPGAウエストのスタジアムコースとニクラストーナメントコース、今年で75回目の開催となる「ペブルビーチ」はペブルビーチGL、スパイグラスヒルで行う。

今週の「ソニーオープンinハワイ」を終えて、ツアーは次週から西海岸でのウエストコーススイングに入るが、シリーズ5戦のうち4試合を行うカリフォルニア州は14日時点で全米50州最多となる283万人以上の感染者、3万人以上の死者が出ており、医療体制がひっ迫。いずれも無観客で実施する。

唯一アリゾナ州で行われる「ウェイストマネジメントフェニックスオープン」は、（TPCスコッツデール）は13日に、1日あたりの来場者数の上限を8000人から5000人に引き下げた。

米ゴルフウィークによると、2月25日開幕予定の「WGCメキシコ選手権」（メキシコ・チャプルテペクGC）は入国制限の影響からフロリダ州での開催の可能性が浮上している。