米国男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<1月9日>

2021/01/09 09:08

1980年 “神の子”ガルシア生誕(41歳)

2017年「マスターズ」でプレーオフを制した“神の子”ガルシアの雄たけびは感動を呼んだ

マドリードのクラブプロだった父・ビクターさんの手ほどきを受け、3歳でゴルフを始めたセルヒオ・ガルシア(スペイン)。15歳のときには当時の欧州ツアー最年少予選通過記録を樹立するなど、ジュニア時代から華々しい活躍を見せた。

1999年に19歳でプロ転向すると、ほどなくして欧州ツアー初優勝を達成。同年「全米プロゴルフ選手権」ではタイガー・ウッズに1打差惜敗の2位となり、“エルニーニョ(神の子)”と騒がれた。

欧米で順調にキャリアを積み上げていく一方、プロテニスの元世界1位マルチナ・ヒンギス(スイス)との交際で話題を振りまいたり、気性の荒さからトラブルを招くことも。2013年にはウッズへのメディアを通したコメントが人種差別発言とされ、後日謝罪した。

17年、自身74試合目のメジャーとなった「マスターズ」で悲願の初制覇。最終日の4月9日は幼少期から憧れた母国の英雄、故セベ・バレステロス氏が生まれた日でもあった。翌年3月に長女が誕生。オーガスタナショナルGCを彩る花として有名な「アザレア」の名前をつけた。