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2020年 全米オープン
期間:09/17〜09/20 場所:ウイングドフットGC(ニューヨーク州)

53ホール目で初のダボも優勝争い 松山英樹「いい位置にいる」

◇メジャー第1戦◇全米オープン 3日目(19日)◇ウィングドフットGC(ニューヨーク州)◇7477yd(パー70)

世界最高峰の我慢比べに耐え続けた53ホール目、後半17番で松山英樹に今週初のダブルボギーが出た。悔しさをのみ込み、前を向いた。「まだ、きょう(3日目)だったので救いかなと思う」。この日「70」でトップと5打差の通算イーブンパー4位タイ。取り返すチャンスは18ホール残っている。

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1組後ろを回るマシュー・ウルフに続く2位タイまで上がっていた17番は、ラフから力で運んだセカンドショットがグリーン左の深いラフへ。バンカー越えのアプローチは「少し順目だったけど、あんまり今まで経験したことのないようなライで、ミスになってしまった」と反対側のバンカーに入った。バンカーショットもピンをオーバー。5.5mのボギーパットはラインに乗ったかに見えたが、カップのわずかに手前で止まった。「忘れて、あすはそういうことがないように」。日曜日の戦いを見据えた。

フィールド3位のパーオン率72%が示すように、前半からバーディパットを打ちまくった。「きのうよりは風が少し穏やかだったので、ピンをデッドに攻めやすかったのはあった」。難コースのわずかな突破口に自慢のショット力で切り込んだ。

出だし1番で残り149ydのセカンドショットを左奥から傾斜で戻し、いきなり1mにつけるバーディ。直後の連続ボギーにも動じず、4番から怒とうの3連続バーディ。1パットでしのいだ8番が初めてのパーという激しいプレーを展開しながら、首位の背中を追った。

後半12番(パー5)では50ydのアプローチを手前1mにピッタリと止めてバーディ。14番でも6mを流し込んでスコアを伸ばしたが、「最後の4ホールくらいはショットが少し暴れて、なかなか思うようにコントロールできなかった。そのままスコアに直結してしまった」と振り返る。

それでも、「USオープンは、すごくタフな戦いになることはわかっている。しっかりとあしたも耐えながら、バーディを獲らないとチャンスはないと思う。ショットを今日の前半のようないい形で打てるように調整して、パットが入るようにちょっと何かを考えてやりたい。いい位置にはいると思うので、最後の1ラウンド、いい形で終われるように頑張る」。最終日は最終組のひとつ前の組でティオフ。立ち止まらず、すべてを逆転への力に変える。

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