米国男子ツアー

ジョン・デーリーが膀胱がん手術 ついに禁煙を決意

2020/09/11 12:19
紫煙をくゆらすのはトレードマークだったが…

メジャー2勝の54歳、ジョン・デーリーが膀胱(ぼうこう)がんと診断された。手術を受けて成功したという。米ゴルフチャンネルが10日、報じた。

長年にわたる喫煙、飲酒により、多くの健康上の問題を抱えていたが、腎臓結石のために病院で検査を受けた結果、がんが判明した。

ゴルフチャンネルに対し、「幸いにもがんを早期に発見することができた。私は生活習慣を変え、ダイエットコーラに戻って、禁煙しようとしています」と語った。手術は成功したものの、再発する可能性もあり、今後も定期的な検査が必要となるという。

ド派手なパンツ姿で、タバコや葉巻をくわえてラウンド。アルコール依存や暴力沙汰、ギャンブルでの借金などプライベートでも世間を騒がせてきた。

2020年は米シニアツアー8試合に出場し、トップ10は1度。8月のメジャー「全米プロ」はひざの手術や糖尿病を理由に欠場した。

「死ぬのが怖いわけではありません。私は挑戦を受け入れることができます」と強調した。