2020年 ツアー選手権

PGAツアーが来季の日程発表 「夢のようなシーズン」20-21年は全50試合

2020/09/03 10:57
今季最終戦「ツアー選手権」の会場で会見を行うジェイ・モナハン (Ben Jared/PGA TOUR via Getty Images)

PGAツアー(米国男子ツアー)は2日、2020-21年シーズンの日程を発表した。新型コロナウイルスの影響で延期や中止となった大会を含めて全50試合を予定しており、51試合が開催された1975年以来最多の試合数となる。新シーズンは次週7日の「セーフウェイオープン」(シルバラードリゾート&スパ ノースコース/カリフォルニア州)から早速スタートする。

延期を発表されたメジャー「全米オープン」(開催は9月と21年6月)、「マスターズ」(同11月と21年4月)と「コーラルズプンタカナリゾートクラブ選手権」(同9月と21年5月)の3試合は、異例の1シーズン中2大会となった。

10月開催のアジアスイング2試合は「ザ・CJカップ@シャドークリーク」(韓国・済州島→米ネバダ州ラスベガスのシャドークリークGC)、「ZOZOチャンピオンシップ@シャーウッド」(日本・千葉県→米カリフォルニア州のシャーウッドCC)と、開催地をアメリカに移して実施される。

PGAツアーのコミッショナー、ジェイ・モナハン氏は「ゴルフファンにとっては、オリンピックを含めかつてないほど大会が増えた、夢のようなシーズンです。スケジュール作成はいつも複雑ですが、新型コロナウイルスのパンデミックによってもたらされた課題を乗り越え続けてきたので、それに比べると複雑ではありません」とリリースを通じてコメントを寄せた。

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