横尾、甲斐らが「全米オープン」出場権を獲得!石川は届かず
第109回全米オープンゴルフ選手権の最終予選会が、茨城県にある龍ヶ崎CCで行われた。プロ30名とアマチュア2名が出場し、1日36ホールをラウンドして、上位5名が6月18日から行われる本戦に出場できる。大会はギャラリーの観戦も可能で、天気に恵まれた会場には、2,258人が訪れて熱戦を見守った。
第1ラウンド「68」、第2ラウンド「65」の通算11アンダーで、ぶっちぎりの首位で予選通過を決めたのは、ニュージーランドのデービッド・スメイル。「最初は少し心配したが、良いスタートが切れたので良い結果になった」と、スタート直後の1、2番で連続バーディ、4番パー5でイーグルを奪うなど、好スタートの勢いそのままに36ホールを回りきった。
通算6アンダーで2位に入ったのは、アジアンツアーで活躍するフィリピンのアンジェロ・キュー。通算5アンダーの3位タイに、横尾要、甲斐慎太郎、べ・サンモン(韓国)の3名が入り、以上の5名が「全米オープン」本戦の出場権を獲得した。
「マスターズ」に続く、メジャー大会出場を目指した石川遼は、第1ラウンドを「74」、第2ラウンドを「70」で回って通算イーブンパー。18位タイで出場権獲得はならなかった。
横尾要
「(ハーフ)全部『34』ならいけると思っていた。そうしたら午前が『71』で、どうしようと思ったけど、後半『32』で余裕が出来て、13番はOBしたけど結果通ったので良かったです。先週金曜日にエースドライバーが割れて(ひびが入って)、今日は前に使っていたものを使ったけど、朝一から凄いところに行って苦しかった。予備は持っておかないとダメですね(苦笑)。今年晋呉が「マスターズ」で活躍して、「マスターズ」なんて関係ないと思っていたけど、ああいうのを見ると海外に行ってみたいなと思いますね。TBSさんがラウンドレポーターやらせてくれないかな(爆笑)」
甲斐慎太郎
「出入りの激しいゴルフでした。(計8個のパー5で1イーグル7バーディの9アンダー)ロングだけ、ドライバーが真直ぐ行ってくれました。それ以外は相当苦しいゴルフでした。3週間のオープンウィークがあって、最初の10日位はゆっくりしてから、ここ10日くらいは珍しく球を打ち込んでいました。それが実を結んだかな。去年、全英に出て『(メジャーは)また行きたい半分、もう行きたくない半分』だったけど、とりあえず行くのを楽しみたいと思います」。