トーマスのキャディが途中離脱 家族は入場禁止でも…代役はパパ
2020/07/19 11:05
◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 3日目(18日)◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7392yd(パー72)
ジャスティン・トーマスのキャディが後半プレー中に体調不良で退くアクシデントがあった。急きょ代役を務めたのは父、マイクさん。思わぬ形で親子がタッグを組んだ。
トーマスのバッグを長年担ぐジミー・ジョンソンは気温38℃を超えたこの日、めまいを訴えて12番で離脱した。「ふらついていて、エネルギーがなくなっていたんだ。やめる必要があれば、やめたほうがいと確認したんだけど、ティショットを打ったらジミーじゃなくてパパがそこにいた」
6月に再開した米ツアーは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客で開催され、家族の来場も禁止されているが、マイクさんはトーマスのスイングコーチのため毎試合帯同を認められている。祖父のポールさんもクラブプロという家柄だからこその利点だ。
この日は「75」とスコアを落として16位タイから通算イーブンパーの24位タイに後退した。父のサポートを受けた終盤は15番(パー5)からボギー、ダブルボギー、ボギーと乱れた展開になったが、トーマスは淡々。「ひどいダボに荒れたフィニッシュになったけどね。パパが担いだからじゃないよ。それは良くない言い訳。何週か…何日か経てば、みんなもう覚えてないよ」と話し、エースキャディを心配していた。