米国男子ツアー

PGAツアーは今季最終戦まで無観客開催へ

2020/07/12 12:05
PGAツアーは今季の残り全試合を無観客で実施する(Gregory Shamus/Getty Images)

米国男子ツアー(PGAツアー)は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、9月の今季最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)まで無観客で開催することが濃厚になった。大会に付随する開幕前のプロアマ戦も行わない方針。米ゴルフチャンネルが複数の関係者の話として報じた。

米ツアーは6月の「チャールズ・シュワブチャレンジ」で再開し、下部コーンフェリーツアーとともに会場にギャラリーを入れずに大会を実施している。次週の「ザ・メモリアルトーナメント」(オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)は当初動員を予定していたが、ウイルス問題の収束の兆しが見えない状況を受け、6日に急きょ無観客開催を決めた。

全米プロゴルフ協会(PGAオブアメリカ)が主催する今季唯一のメジャー、8月の「全米プロゴルフ選手権」(カリフォルニア州TPCハーディングパーク)まで同様の措置が決まっている。以降は「ウィンダム選手権」(ノースカロライナ州セッジフィールドCC)と、「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)まで3試合のプレーオフシリーズが組まれている。

新シーズン(2020-21年)は9月10日からの「セーフウェイオープン」(カリフォルニア州シルバラードリゾート&スパ)で開幕する予定。翌週には「全米オープン」(ニューヨーク州ウィングドフットGC)が行われるが、観客を入れるかどうかはいずれも不透明だ。