「WGCフェデックス招待」も無観客 7月末から開催
2020/07/10 10:07
7月30日からテネシー州のTPCサウスウィンドで開催される「WGCフェデックスセントジュード招待」の主催者は9日、新型コロナウイルス対策のため今年の大会を無観客で行うと発表した。
大会は6月上旬時点で入場者を制限して行う計画をしていたが、ディレクターのダレル・スミス氏は「イベントに関わるすべての人と地域の健康を最優先させる」とコメントした。米ツアーは6月のシーズン再開から無観客開催が続き、今大会翌週の8月のメジャー「全米プロゴルフ選手権」(カリフォルニア州TPCハーディングパーク)まで同様の措置が決まっている。
2018年まで「WGCブリヂストン招待」として行われていた大会は昨年、タイトルスポンサーと開催地を当地に移した。ブルックス・ケプカがディフェンディングチャンピオンとなる今年は、シーズン再開後初の世界選手権シリーズ(WGC)として行われる。中断により凍結される前の3月16日、および今月20日付のでの世界ランキング上位50位以内の選手らに出場資格を付与。78人のフィールドに人数が満たない場合は、20日付のランクで51位以下の選手に繰り上がりで出場権を得る可能性がある。