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ショットリンクをぶっ壊す!? デシャンボーが“最長平均飛距離”を記録

◇米国男子◇ロケットモーゲージ・クラシック 最終日(5日)◇デトロイトGC(ミシガン州)◇7340yd(パー72)

規格外の飛距離が、PGAツアーが誇るシステムをも戸惑わせている。集中的な肉体改造でツアートップの飛ばし屋となり、通算6勝目を飾ったブライソン・デシャンボー。米ゴルフチャンネル電子版はツアーが提供する、選手のストローク動向を追う「ショットリンク」における“懐疑的な問題”について言及した。

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デシャンボーの4日間の指定2ホールでの平均飛距離350.6ydは、2003年に同システムが導入されてから史上最長。2005年セントアンドリュースで行われた「全英オープン」、タイガー・ウッズが硬直したフェアウェイで記録した341.5ydを上回った。

『Bryson DeChambeau broke ShotLink―』と題した記事によると、ショットリンクではグリーンから30yd以内に到達したストロークについてはシステム上、「グリーンを狙ったショット」として数えられる。デシャンボーは今週、パー4で1オンチャレンジに数回挑戦。グリーンをとらえたもの、あるいは30yd以内にたどり着いたものはそのまま、アイアンやウェッジでグリーンを狙ったショットと同じように分類され、統計を成す数量データのひとつになる。

ショットリンクはグリーンを狙ったショットの精度、その場合のピンからの平均距離といった様々な数値を示し、統計学を用いた独自の指標「ストローク・ゲインド」もここからはじき出される。それが揺らぎかねない…。もちろん、パー4で1オンを狙えるケースはこれまでもデシャンボーに限ったことではないが、問題はその数の多さ。今後、システムの修正や再考が求められるかも?

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