2020年 RBCヘリテージ

2イーグルで「65」 ケプカ復活へ昨年8月以来のトップ10

2020/06/23 07:35
ヒゲそった?ケプカが気迫の「65」で7位フィニッシュ(Streeter Lecka/Getty Images)

◇米国男子◇RBCヘリテージ 最終日(21日)◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7099yd(パー71)

ブルックス・ケプカが通算18アンダー7位でフィニッシュし、今季初のトップ10入りとなった。「21アンダーまで行けると思っていたからガッカリだよ」と言いつつ、2イーグル4バーディ、2ボギーの「65」に表情は明るかった。

2番(パー5)でバーディを先行させた直後に連続ボギーをたたいたが、動じない。5番(パー5)で2オンに成功してイーグルを奪取。329ydのパー4となる9番では、ピンそば1mに1オンする圧巻のドライブから2つ目のイーグルを奪った。

昨年8月のシーズン最終戦「ツアー選手権」で3位に入って以来の好成績。「6カ月の空白期間があったからね。3カ月は(新型コロナウイルスによる)ロックダウン、3カ月は僕のひざによるものだ」。昨年10月に韓国で開催された「ザ・CJカップ」を左ひざのケガで棄権。今年1月の欧州ツアーで復帰を果たした後も、なかなか成績が伴わなかった。

3月の「アーノルド・パーマー招待」を47位で終えた後には、翌週に同じフロリダ州で開催される「ザ・プレーヤーズ選手権」が控えているにも関わらず、約4000キロ離れたラスベガスにいるコーチのブッチ・ハーモンを訪ねた。ブッチの息子でケプカのスイングコーチを務めるクロード・ハーモンIIIらチームの全員を交えて助言を求め、「大きな助けになった」と振り返る。

「ひざの問題がクリアになって、できていなかったことができるようになった。いいプレーができて、ワクワクしている。本当に長かったよ」。ツアー再開から3週連続の参戦となる25日開幕の「トラベラーズ選手権」(コネチカット州・TPCリバーハイランズ)に向け、自信を取り戻した様子だった。

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