シーガイアリゾート初の黒字化!タイガー不在の今年は正念場か!?
2007/07/26 10:53
宮崎県のリゾート施設で「ダンロップフェニックス・トーナメント」の開催コース、フェニックスCCを運営するフェニックスリゾートが、2007年3月期の決算が売上142億円、営業利益2億2000万円であることを発表した。
当リゾートは2001年2月に経営破綻、同年9月から米投資会社「RHJインターナショナル」が経営再建に取り組んでいる。シーガイア開業の1994年以来、初の営業黒字となった。
好業績の背景には、今年1月に就任した東国原知事のPRによる観光客増加もあるが、リゾート全体の抜本的なテコ入れが功を奏している。ゴルフ場リゾート関連が全体売上の約20%を占めていて、地理的に近い韓国からのゴルファー集客にも成功した。
2004年、05年とダンロップフェニックスを連覇している世界No.1のタイガー・ウッズだが、今年の大会は欠場が決定的。タイガーみたさの観光客もいただけに、ゴルフリゾートへの影響は多少なりともあるだろう。タイガーの欠場を見越して、フェニックスCCは既に告知キャンペーンを開始している。
タイガー不在の大会で、シーガイアにとっては新たな試練が待っている。