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マイク装着のリッキー・ファウラー 中継はどう変わった?

◇米国男子◇チャールズ・シュワブチャレンジ 初日(11日)◇コロニアルCC(テキサス州)◇7209yd(パー70)

無観客で行われたツアー再開戦の初日、リッキー・ファウラーがマイクを装着してプレーし、視聴者は選手とキャディが直面する状況をよりリアルに把握することができた。

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米スポーツビジネスジャーナルは、中継するゴルフチャンネルのプロデューサー、モリー・ソロモン氏の話として、事前に数人の選手から合意を得ていたが、中継枠を考慮して、この日マイクをつけるのはファウラーだけになったと伝えた。開幕前日の練習ラウンドでテストを行い、ファウラー本人からゴーサインが出たという。

例えば、3番ホールでピンまで154ydの第2打を8Iで打ち、ピンを10mオーバーして止まったときのファウラー(F)とキャディのジョー・スコブロン氏(S)の会話はこんな感じだ。

F「あんなに飛ぶとは思わなかった」
S「暑いからね」
F「確かに。でも、実際そうなるのを見ないと自分は信用しないんだ」
S「分かっていたよ。だから、自分もあれでいいと思う。9Iで届くと思ったけど、君がそれを実感しないといけないから」

この日、ファウラーは3オーバー128位と出遅れたが、米メディアはこの取り組みを好意的に紹介。ゴルフダイジェストは「洞察に富む」、Golf.comは「より情報に富み、スマートで、良いゴルフ(中継)だ」とそれぞれ評価した。

感情的な言葉や企業秘密的な会話など、選手によっては他人に聞かれたくない話もあるだろう。実際、ジャスティン・トーマスジョン・ラーム(スペイン)らはマイク装着に消極的だったとされる。“ファンのために”と協力したファウラーの心意気をたたえる声は多い。

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