2020年 ザ・メモリアルトーナメント

「メモリアル」はスタンドなし 観客8000人に制限か

2020/06/08 09:39
昨年大会では松山英樹が優勝争いに加わった

7月16日(木)に開幕する米国男子ツアー「ザ・メモリアルトーナメント」(オハイオ州・ミュアフィールドビレッジGC)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断されたシーズンの再開後、初めてギャラリーの入場を認める大会として注目される。コースでは様々な感染防止策が準備され、1日の来場者は8000人に制限する案が浮上している。

地元紙コロンバス・ティスパッチ電子版によると、8000人は1日当たりのギャラリーとしては例年の半分から3分の1、収容可能な人数の5分の1。密集を避けるため、通常の観覧スタンドはつくらず、各ホールの観戦エリアも許容人数をそれぞれ設定する。ギャラリーバスは運行せず、来場者にはマスクの着用を義務付け、すべての入場口で検温を実施する。

ツアーは今週11日(木)開幕の「チャールズ・シュワブチャレンジ」(テキサス州・コロニアルCC)でシーズンを3カ月ぶりに再開。最初の5試合は無観客で行い、「メモリアル」は6戦目になる。

2020年 ザ・メモリアルトーナメント