7月に新規大会 2週連続で「メモリアル」会場で米ツアー開催

米国男子ツアー（PGAツアー）は2日、7月9日（木）開幕の新規大会をオハイオ州のミュアフィールドビレッジGCで行う方針を明らかにした。翌週の「メモリアルトーナメント」と合わせ、同じ会場で2週続けてツアー大会が行われる。

同日程はイリノイ州での開催を予定していた「ジョンディアクラシック」が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になったため、空き週となっていた。代替試合として、ビジネス支援ソフトウェア開発のワークデイがタイトルスポンサーを務め、無観客で行う。

ツアーは現段階で「メモリアル」から観客を動員する。米国では依然として感染拡大の心配が続く一方、白人警官による黒人男性暴行死を発端にしたデモも全国的に激化。2大会を同じコースで行うことで、選手・関係者の移動時のリスクを軽減できそうだ。

ジャック・ニクラスの庭として知られるミュアフィールドビレッジGC、および「メモリアル」では、松山英樹が2014年にツアー初優勝を飾った。タイガー・ウッズは過去5勝をマークしている。