2020年 BMW選手権

プレーオフ「BMW選手権」運営者は「観客の存在を望んでいる」

2020/06/04 08:50
2019年大会はジャステン・トーマスが優勝した

米ツアーのプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」(8月27~30日/イリノイ州オリンピアフィールズCC)を運営するウエスタン・ゴルフ協会のジョン・カシコウスキー会長兼CEOが、7月に同州で予定されていた「ジョンディア・クラシック」の中止決定を受け、「無観客ではなく、中止を選択したのは驚きで残念なこと。しかし、私たちのイベントはそれから6週間開いている。観客が来ることを期待している」と語った。ESPNが1日、報じた。

「ウェスタン・オープン」として1899年から始まり、2007年からプレーオフシリーズとなった同大会は、新型コロナウイルスの影響によるPGAツアーのスケジュール変更に伴い、当初の予定よりも1週間遅れでの開催となる。同氏は「我々の希望は地元自治体、州当局、ツアー、BMWと協力して、観客数を限定したイベントを行うこと」と述べた。

さらに、「今年は秋に10万人の観客を集めるカレッジフットボールの試合はないだろう。しかし、ゴルフは少し違う。社会的距離を利用し、他の防御策もとることができるし、スペースはたくさんある」。同大会はBMWから支援を受けているが、「観客がいないというのは、素晴らしい財政モデルとはいえない。限られた観客であれば財政的には問題ない」と持論を口にした。

ツアーは6月11日開幕の「チャールズ・シュワブチャレンジ」(テキサス州・コロニアルCC)で再開し、4週連続で無観客試合として行われる。

2020年 BMW選手権