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松山英樹が渡米 3カ月ぶり再始動「単純には喜べない」/いまどうしてる?

米ツアーを主戦場とする男子ゴルフの松山英樹が28日午後、成田国際空港から全日空機で渡米した。

新型コロナウイルス感染拡大による入国者の行動制限のため、2週間はフロリダ州内の自宅で過ごす予定。試合復帰は6月18日(木)開幕の「RBCヘリテージ」(サウスカロライナ州・ハーバータウンGL)以降となる。出国前にゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)の電話取材に応じ、明らかにした。

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3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」。単独首位スタートを決めた初日の夜、大会の中止が決まった。シーズン中断を余儀なくされた松山は、その数日後に一時帰国した。国内でトレーニングを中心とした調整を施し、再開に向けて待機。「“密”にならずにできるところを探して練習もしました。今まで通りにはなかなかいかない。難しいですけど仕方がないことです」と、この2カ月を振り返った。

ツアーは6月11日(木)開幕の「チャールズ・シュワブチャレンジ」(テキサス州・コロニアルCC)で3カ月ぶりに再始動する。以降4試合は無観客で行われ、ツアーは大会に出場する選手・関係者の検査体制を敷く。生活面の制約も設けて感染拡大防止に努めるが、先行きは不透明と言える。

「不安なこと、いろんな思いはあります。ツアーのガイドラインを見ていると、感染者がひとり出た場合に、全員ではなくその選手だけが出場できなくなるのは納得いかない。全員がやめるべきではという考え方もあると思う」と疑問視する点もあるという。

「誰かが感染してしまったときのことを考えると(再開を)単純に喜べない。ゴルフができる喜びもあるけれど、心配のほうが大きい」。そのため、まずは「最初の試合の様子を見たい」として、再開初戦の「チャールズ・シュワブチャレンジ」の出場は見送った。

この日は、早藤将太キャディとともに渡米。成田空港の様子を「夜中のフライトの前みたいに、ほとんど人がいません。“深夜3時”のような感じですよ」と語った。待ち受ける“自主隔離”について「家のなかでもできることはある。幸い、オーランドの家はちょっと広いので…(笑)。やり方はいくらでもある。うまくいくように準備したい」と調整に励むつもりだ。

「日々、新型ウイルスと闘ってくださっている医療従事者の皆様をはじめ、多くの方々に感謝いたします。プロゴルファーとして感染防止に努めながら、国内外のファンの皆様にいいニュースが届けられるよう、頑張りたいと思います」とのコメントを残し、機上の人となった。

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