米国男子ツアー

マキロイがコロナ対応でトランプ大統領を批判

2020/05/17 11:37
米大統領就任前のトランプ氏(右)と話すロリー・マキロイ※写真は2016年「WGCキャデラック選手権」(Mike Ehrmann/Getty Images)

米国フロリダ州に拠点を置く世界ランキング1位のロリー・マキロイ(北アイルランド)が、ドナルド・トランプ米大統領の新型コロナウイルスへの対応を批判した。AFP通信などが16日、伝えた。

米誌マッケラーゴルフのポッドキャストに出演。感染による米国内の死者数は世界で最も多い8万5000人を超えており、「かなり深刻な問題の真っただ中にあり、彼(トランプ氏)がそれを政治に利用している事実がある」と話した。

2017年には大統領に就任したばかりのトランプ氏とラウンドし、多くの批判にさらされたという。「彼にはカリスマ性があり、何かを持っている。そうでないとホワイトハウスにいないだろう?」と振り返った。

再び一緒にプレーするのかと尋ねられ「彼が僕とプレーしたいかは分からないが、僕はおそらくプレーしないだろう」と答えた。

マキロイは、ツアーが再開を予定する6月11日開幕の「チャールズ・シュワブチャレンジ」から3戦連続で出場する意向を示している。