米国男子ツアー

PGAツアー2大会が新型ウイルス対策で寄付 中止の「チューリッヒクラシック」も

2020/04/29 11:05
昨年はマキロイが制した「ツアー選手権」(Cliff Hawkins/Getty Images)

米国男子ツアー(PGAツアー)の「チューリッヒクラシック」と「ツアー選手権」の2大会が、新型コロナウイルスの対策支援として地元の慈善団体に寄付を行うと発表した。

ツアー唯一のダブルス戦「チューリッヒクラシック」は、今月23日からルイジアナ州ニューオリンズのTPCルイジアナで行われる予定だった。大会は中止されたが、「フォア!キッズ基金」に対して、昨年と同じ150万ドル(約1億6000万円)以上の財政支援を行うとしている。

2005年から大会の冠スポンサーとなったチューリッヒは、これまで地元の慈善団体に2100万ドル以上の寄付を行っている。

8月から9月に延期されたシーズン最終戦の「ツアー選手権」(ジョージア州・イーストレイクGC)も、イーストレイク財団の「新型コロナウイルス救済基金」への支援を発表。大会はイーストレイク財団を含む4つの団体に350万ドルの寄付を行う。

ツアー選手権の大会事務局長を務めるアリソン・フィルモア氏は「チャリティはPGAツアーの根幹であり、みんなでアトランタでの使命を遂行するために今まで以上にパートナーたちと協力していく」とコメントした。