米国男子ツアー

「ライダーカップ」も無観客開催検討へ

2020/04/21 13:45
前回2018年大会は初めてフランスで開催され、多くのギャラリーが集まった(Luke Walker/Getty Images)

全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)のセス・ウォーCEOは、2年に一度の米国選抜と欧州選抜の対抗戦「ライダーカップ」について、無観客での開催も検討していることを明かした。

WFANのラジオ番組に出演し、「無観客での開催について議論を始めた。ファンなしで開催できるかどうか、率直に言って、まだ何も決まっていない」と語った。

米国男子ツアー(PGAツアー)は16日に新たな日程を発表したが、ライダーカップはウィスコンシン州ウィスリングストレイツで9月25日開幕という当初の日程から動いていない。

PGAオブ・アメリカは8月に延期された「全米プロゴルフ選手権」でも無観客開催を視野に入れているものの、「ファンなしのライダーカップを想像することは難しい。(すべての試合における)無観客の影響を否定するわけではないが、ライダーカップでは、特にそれが重要だ」と強調。ホーム・アンド・アウェー方式で争う大会だけに、無観客開催はよりハードルが高いとの認識も示した。