米国男子ツアー

英国人コーチが新型コロナウイルス感染症状から回復へ

2020/04/09 12:02
2013年「ブリヂストン招待」の会場でピート・コーウェンの指導を受ける松山英樹

新型コロナウイルスに感染した英国人ゴルフコーチのピート・コーウェンが回復に向かっている。自身が経営するアカデミー関係者が明かした。69歳のコーウェンは先月、コロナウイルス感染とみられる諸症状が出たため救急車を呼んだあと、イングランドの自宅で療養していた。

アカデミーのマネジャー、ニック・ハビー氏は8日、インスタグラムを通じて「ここ数週間、多くの人が心配するように、ピーター・コーウェンは残念ながらコロナウイルスの影響で厳しい闘病を強いられていた」と感染を認めた上で、「ピートが明らかな回復傾向にあること、日々ゆっくりと良好になっていることをお知らせできることをうれしく思います。多くの人のゴルフの上達にかかわるビジネスにもまもなく復帰できるはず」と記した。

コーウェンはスイングコーチとしてブルックス・ケプカゲーリー・ウッドランドヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らを指導。キラデク・アフィバーンラト(タイ)らアジア人選手とも交流があり、松山英樹もツアー会場でアドバイスをもらうことがある。