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2020年 ジェネシス招待
期間:02/13〜02/16 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)

松山英樹、スロースタートにも「悪いという雰囲気はない」

◇米国男子◇ジェネシス招待 初日(13日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

コース内で感じる手応えに、結果がなかなかついてこない。初日を3バーディ、1ボギー1ダブルボギーのイーブンパー「71」、42位で終えた松山英樹は「悪いゴルフという雰囲気はなかった」と話し、照りつける午後の陽射しに目を伏せた。

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朝の冷気が残る7時48分に10番からティオフ。11番(パー5)は1Wショットが左の巨木につかまったが、レイアップ後に1mを沈めてバーディを先行させた。12番、13番と330ヤード級の1Wショットをフェアウェイに置き、連続パーと出だしはスムーズだった。

つまずいたのは14番(パー3)。タイミング悪く、スイング中に隣のホールから1Wのインパクト音が響いてきた。「それに惑わされているようじゃいけないと思う」と唇をかんだが、このショットはグリーン手前バンカーのあごに突き刺さり、2打目も大きくグリーンオーバー。1.5mを外してダブルボギーとした。

続く15番も、左ラフからの2打目がグリーン手前に大きくショート。「なんで飛んでいないのか、はっきりと分からなかった」とアイアンの距離感に惑わされ、アプローチも寄せきれずにボギーとした。

後半2番で8m、3番で2mを沈めて連続バーディとするなど、「悪いパットはそんなになかった」とグリーン上のプレーには及第点を与えたが、同組で「64」を出して首位に立ったマット・クーチャーとは、ストローク・ゲインド・パッティング(パットのスコア貢献度)だけで4打差以上を付けられた。

「そんなに直すところはない。もう少しかなっていう感じ」と総括。伸ばすためにはどうすれば?という質問には、「それが分かっていれば、きょうもスコアが出ていると思います」と、もどかしさもにじませた。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/今岡涼太)

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