タイガー・ウッズ、2ヶ月振り復帰を語る
大会前日、現地時間7時に練習ラウンドで、ババ・ワトソンとスタンフォード大学のジョーダン・コックスとバックナインを回ったタイガー・ウッズ。その後の記者会見では、報道陣からとにかく膝についての質問が集中した。
-膝について容態はいかがですか?
タイガー・ウッズ
「まだ完治はしていない」。
-練習ラウンド後の不安については?
タイガー・ウッズ
「多少痛いが、痛みを伴って大会に臨むのは初めてのことではないから大丈夫。気持ちよくプレーできています」。
今週、4日間歩き続けるわけですが、心配はなさそう。今日、調子の悪さは見られなかった。タイガーは、ここ10年間と同じ素晴らしいティフォームを見せている。練習ラウンドを見守っていたコーチのハンク・ヘイニーは、「膝をかばうためにスイングは変えていない。ベストの状態ではなくトーナメントに臨むことは今までにもあったが、何と言ってもタイガーだから」とコメントしている。
タイガー・ウッズ
「今のところ調子がいい。練習も準備も順調です。マスターズ以来、トーナメントに出場していないが、とにかくコースに出て流れを取り戻そうとしている。アドレナリンの高まりを感じて、歓声を聞くのが久し振りなことなので、とても興奮している」。
-組み合わせについてはどう思われますか?
タイガー・ウッズ
「いい組み合わせだと思う。ファンにとっても選手にとってもいいと思う。皆楽しみにしていて、これまで否定的な意見は聞いていない」。
-今大会に期待していることは?
「準備は万端。優勝争いに絡みたいし、木曜日には準備が出来てるよ」。
膝について、記者が望むほどの答えて出さなかったものの、コースに戻れたことが嬉しく、気分は上々のようだ。
-コースについての印象は?
タイガー・ウッズ
「コースは完璧なコンディション。もちろん1月(ビュイックインビテーショナル開催時)とは違うので、グリーンも速く、傾斜もきつくなるでしょう。ここほどボールが速く転がるコースはないと思う。グリーンはとてもスムーズで、大きな試練となることだろう」。
-優勝に必要なスコアは?
タイガー・ウッズ
「日によってセットアップも違うので、何とも言えない。スコアの予想が立たないから、息詰まる思いです。今年はいつもと違うメジャーとなるでしょう」。
-休養中にしていたことは?
タイガー・ウッズ
「娘の成長を見ていました。サムがいたから、リハビリを乗り越え、いつも近くにいて見ているだけで楽しく、手術のことなど忘れられた」。