米国男子ツアー

2位で終えたタイガー・ウッズのインタビュー

2008/04/15 14:30

記者
「今日のコンディションでスコアを伸ばすのは厳しかったですか?」

タイガー・ウッズ
「いいえ、そんなことはありませんでした。パー5はバーディホールでしたし、ティーボックスが前になっていたホールが幾つかあったので、それになりのスコアをマークした選手は沢山いました。ティーがもっと後ろにあったら2007年の様なスコアになっていたかもしれませんが、今週は割合ロースコアを出せるコンディションだったと思います。」

記者
「パッティングのフラストレーションは感じましたか?」

タイガー・ウッズ
「勿論です。今週はパットが全く決まりませんでした。普段のストロークが出来なかったので狙ったラインで打ち出せず苦しみました。このグリーンでは特に狙ったところに打てなければ入るチャンスはありません。」

記者
「まだイメルマンはプレー中ですが彼のプレーをどう評価しますか?」

タイガー・ウッズ
「イメルマンはとても才能がある選手です。ここ数年は病気が理由で本来の力を出せていませんでしたが、才能を確かですから優勝も時間の問題でしょう。」

記者
「4ヶ月前に手術を受け、2週間歩くことも出来なかった人が“マスターズ”で優勝すると言うのはどうでしょう?」

タイガー・ウッズ
「優勝すると言う期待が全く無いわけですから、かえって良いプレーが出来るのかもしれませんね。」

記者
「今週のプレーから何を学びましたか?」

タイガー・ウッズ
「パッティングを良くしなければいけませんね。今日は特にショットが良かったので、パットさえ入っていればイメルマンにプレッシャーを掛けられました。このコンディションの中で60台をマークで出来ていれば優勝のチャンスもあったはずです。」

記者
「結果にはがっかりしていますか?」

タイガー・ウッズ
「勿論です。2位で終える為に、ここに来たわけではありません。先ほども言った様に問題はパッティングでした。このグリーンでは、狙ったところに打てなければ入りませんから、そこに打てなかった私の責任です。」

記者
「貴方はメジャーを中心としてプレーしていますが、シーズン最初にメジャーで勝てなかったのは今後に影響しますか?」

タイガー・ウッズ
「まだ3つ残っています。」

記者
「年間グランドスラムの話題で持ちきりでしたが、これでその話題も無くなり、ほっとしましたか?」

タイガー・ウッズ
「残念な気持ちで一杯ですが全力を尽くしましたから悔いはありません。パットさえ入っていればイメルマンにプレッシャーを掛けられましたが、仕方ありませんね。」