2019年 ザ・RSMクラシック

小平智は1Wに自信を深めて国内ツアー最終戦へ

2019/11/25 11:00
1Wショットに自信を深めて帰国する小平智

◇米国男子◇ザ・RSMクラシック 最終日(24日)◇シーアイランドリゾート シーサイドコース(ジョージア州)◇7005yd(パー70)

74位からスタートした小平智は2バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」とし、通算イーブンパーの74位で2019年最後となる米国ツアーを締めくくった。次戦は日本に戻り、国内ツアーの今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」(12月5日~)に出場する。

日中を通して吹き抜けた強風に苦しめられたが、「きのうよりは良いゴルフができたと思う」と内容には及第点をつけた。後半4番のダブルボギーは、下りの1.5mをオーバーさせて3パットしたもの。「ラインを読み切れずに終わった」と最後までグリーンに苦しんだものの、「だいぶショットの手ごたえを感じてきた」と収穫は多かった。

強風が上空を舞う中で積極的に1Wを握り、フェアウェイを外したのは、左からの強い風に右へ流された14番のみ。「このショットなら10アンダーくらいで回れていそう」という理想は、相性が悪かったグリーンによって阻まれたが、悩みが深かった1Wについては「完全に良いとき、それ以上に良くなっているように感じる」と自信を深めた。

帰国後はディフェンディングチャンピオンとして迎える国内ツアー最終戦に出場し、2020年1月上旬の米ツアー「ソニーオープンinハワイ」まで短いオフに入る予定。「オフっぽいオフはそれくらい。ゆっくり体を休めて、ゴルフもこのままの調子を維持というよりか、もっと上手くなって、また来年に向けて入りたい」と、早くも再開後のツアーを見据えた。

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