小平智はピンを攻めきれず後退「つまらない一日」
2019/11/24 11:03
◇米国男子◇ザ・RSMクラシック 3日目(23日)◇シーアイランドリゾート シーサイドコース(ジョージア州)◇7005yd(パー70)
シーサイドコースのみで行われる決勝ラウンドに59位で進出した小平智は、1バーディ、3ボギーの「72」とスコアを落とし、通算2アンダーの74位に後退した。強風が吹くコンディションでショットは安定しながらも、「ラインが読めない」というグリーンに引き続き苦戦。上位の背中は大きく遠のいた。
手ごたえを深めているショットのスタッツは、フェアウェイキープ率92.86%(13/14)、パーオン率は77.78%(14/18)をマーク。数字では高いレベルを示しながらも、実際のプレー内容とは隔たりがあるようだ。「ショットがそんなに付かなくて、流れも悪かった」と決定的なチャンスを作れず、バーディは2.5mを沈めた後半8番のみ。「つまらない一日だった」という短い言葉に不満を詰めこんだ。
アイアンに関しては「自分で決まらないまま打っているって感じ」と話し、イメージを固めきれないままスイングしていることを反省。「風だったり、距離感だったり、どういう球を打つのか決まらないまま打っている。ドライバーはすぐ決まるんですけど、アイアンは決まってないまま打ってるから、セカンドからパターまでの流れが悪い」と振り返った。
あすの最終日は米国ツアーの2019年ラストラウンドとなる。「いいスコアで上がって、気持ちよく今年の最後を締めくくりたい」と意気込んだ。