2019年 マヤコバゴルフクラシック

小平智は今季初の予選通過 長丁場の日曜日へ

2019/11/17 09:37
小平智はカットライン上で決勝に進んだ

◇米国男子◇マヤコバゴルフクラシック 3日目(16日)◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇パー71(7017yd)

62位から出た小平智は3バーディ、3ボギーの「72」で回り、通算1アンダーのまま63位タイで決勝ラウンドに進出した。第1打をピン奥2.5mにつけた前半4番(パー3)までに2バーディ。「良い感じだったんですけど、途中から風も強くなって、あまりチャンスにもつかず苦しかった」という後半を切り抜け、長丁場となる17日(日)に臨む。

フェアウェイキープに失敗したのはこの日2ホールだけと、小平のティショットは引き続き安定した。距離は決して長くないコースでも、セカンドショットの難度の高さが選手を惑わせる。「そんなに難しいピンではないのにハザードが効いているホールが多かった。例えば、左からの風なのに(グリーンの)左エッジから3ydとかに(カップが)切ってあるから、攻めにくいホールも多い。“うまいな”と思いました」と、ツアーのセッティングレベルの高さを改めて感じながらプレーした。

居残り練習

前日の終盤ホールで首筋をハチに刺され、「右を向くと痛い」という状態だが、ホールアウト後はアイアンショットを中心に居残りで練習した。

米ツアーは今季、予選カットラインを昨季までの上位70位タイから65位タイに引き上げた。小平は少しばかり狭くなった門をなんとか通過。出場全選手が72ホールを回る「ZOZOチャンピオンシップ」(37位タイ)を除くと、シーズン初の予選通過となった。

大会は大雨のため初日にプレーが行われなかったため、4日目となる17日に第3ラウンドと最終ラウンドを行う。同日中に完了しなかった場合は翌18日にプレーを持ち越す。「体力には自信があるので、回れれば頑張りたい。できるだけ上に行きたい」と力を込めた。

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