2019年 マヤコバゴルフクラシック

終盤ハチに刺され 3週ぶり米ツアーの小平智は8打差スタート

2019/11/16 09:22
1日遅れでスタートした大会を62位発進とした小平智

◇米国男子◇マヤコバゴルフクラシック 2日目(15日)◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇パー71(7017yd)

大雨の影響で1日遅れのスタートとなった大会を小平智は62位タイで滑り出した。3バーディ、2ボギーの「70」で1アンダー。不運にもラウンドの終盤にハチに刺されるアクシデントに見舞われた。

日本での「ZOZOチャンピオンシップ」以来3週ぶりの米ツアー出場となった小平は、パットを思うように決めきれなかった。前半インは第1打でフェアウェイを外したのは2回だったが、バーディは6mを沈めた17番だけ。「(パットは気持ちよく)打てています。あとはもうちょっとショットが噛み合ってくれば…」という歯がゆさを抱えながら停滞した。

思わぬ出来事が起きたのは、1アンダーで迎えた後半8番(パー3)。2打目地点に向かう際、ハチに首を刺された。痛みを感じつつウェッジでチップインバーディを決めたが、続く最終9番で2打目をグリーン左に外してボギー。「最後は(首の状態が)気になりながらやっていた」という。

ハチに刺された首を気にする素振りも

大幅な出遅れこそ免れたが、トップのダニー・リー(ニュージーランド)とは8打差がついた。2週前に出場した国内ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」は3位で終え、この日はパー3を除く14ホールのうち、11ホールでフェアウェイをキープ(全体5位タイ)している。「ショットもだいぶよくなってきているので、改善というよりは(パッティングと)噛みあってくれればって感じです」と流れが好転するのを待つ構えだ。

気にかかるのは、やはりハチに刺された影響。「首を刺されて熱とかが出なければ。心配はそこだけです」。ホールアウト後には場内の医師から塗り薬などを処方された。

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