2019年 ZOZOチャンピオンシップ

ウッズのスコアに鳥肌 石川遼は7位発進

2019/10/24 17:49
石川遼は首位のウッズと4打差で発進した

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 初日(24日)◇アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ◇7041yd(パー70)

雲に覆われた空とは裏腹に1万8536人のギャラリーの熱気が渦巻いた大会初日、石川遼は2バーディ、ノーボギーの「68」でプレー。首位とは4打差の2アンダー7位で滑り出した。

前半18番でピン手前15mほどのイーグルパットをわずかにオーバーさせ、バーディを先行した。しかし、後半は2m以上のパーパットを残し、「何とか、という感じですね」としぶとく沈める展開を多く強いられた。

前組にはツアー81勝のタイガー・ウッズ。「スコアボードを見ていなかったけど(ウッズが)ボギーが続いていたのは何となく分かっていた。なのに、18番のスコアボードを見たら1アンダーになっていて『うわ、すごい。どうやって戻したんだろう』と思った」という。

グリーン上でのしぶといプレーを見せた

9バーディを奪ったウッズの初日スコアに「6アンダー?ちょっと鳥肌が立ちました。ゾクッとしましたね」と躍進ぶりに舌を巻いた。

改めて「今の自分の状態では、バーディは獲れてもあと3つ。5バーディが精一杯。(ウッズを)意識して『俺も…』というよりは、きのうまで準備してきたことを発揮できるように、やっていくだけ。今の状態の中でベストなチョイスをして、そこに集中していく。他人は関係ない」と言い切り、あすに向けて意識を切り替えた。(千葉県印西市/石井操)

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