2019年 ZOZOチャンピオンシップ

日本初開催のPGAツアー 持ち込みバッグの規制緩和へ

2019/10/23 09:15
21日のエキシビションマッチには渋野日向子らも観戦に訪れた

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(23日)◇アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ◇7041yd(パー70)

日本初開催となるPGAツアーを観ようと、21日(月)から多くのギャラリーが会場へと足を運んでいる。大会側は当初、PGAツアーのガイドラインに従って、ギャラリーが会場に持ち込めるバッグを「15cmx15cm以下のバッグ」、「30cm×15cm×30cm以下の透明なプラスチック、ビニールバッグまたはその他の手荷物」などに限定していたが、これを撤廃することを発表した。

持ち込みバッグを巡っては、国内ツアーに同様の規定がなく、規制を知らずに訪れるギャラリーに配慮して、会場で臨機応変な対応を行うとしていた。悪天候の影響もあり、21、22日の2日間は実際にそのようなギャラリーも多く、荷物の中身を検査したあとにチェック済みのタグを貼ることで対処していたが、この対応が逆に不公平だとして、大会側に不満の声も寄せられたという。

大会主催者からの要望を受け、PGAツアー側も「各国の文化や背景をリスペクトしている」として、意向を受け入れた。

これにより、会場に持ち込むバッグのサイズ制限はなくなるが、引き続き持ち込み規制品(カメラやクーラーボックスなど)は変わらない。また、入場の際に荷物チェックの時間を要するため、可能な限り不要なものは持ち込まず、小型バッグ・透明バッグの使用が推奨されている。

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