2019年 ザ・CJカップ

松山英樹は前年Vケプカと事前ラウンド 本戦でも同組に

2019/10/15 18:06
松山英樹は前年覇者のケプカと練習ラウンドをともにした

◇米国男子◇ザ・CJカップ@ナインブリッジ 事前(15日)◇ナインブリッジ(韓国)◇7241yd(パー72)

2年連続の出場となる松山英樹は、開幕2日前に9ホールの事前ラウンドをこなした。午前11時30分に1番ティに上がった直後、姿を現したのは前年覇者で世界ランキング1位のブルックス・ケプカ。初日と2日目の同組プレーも決まったケプカと、アウトコースのラウンドをともにした。

ラウンド中には談笑する場面も多く見られ、和やかなムードの中でプレーは進行。「いつも通りにやっていましたけど、いろいろな話をしました。ゴルフだけじゃなくて、いろいろプライベートなこととかも。面白かったので良かったと思います」。平日の練習日ながら、2人を追う現地の韓国人ファンも目立った。

初めて出場した昨年大会は通算8アンダーの18位。コースは左右に曲がるドッグレッグホールが多く、面積が広くアンジュレーションの強いグリーンが特徴的だ。「去年とコースの感じは変わらないし、(去年と)変えることは特にない」と、1年前と攻略プランに変更はない。「しっかりマネジメントをして、そこに打てるかが勝負だと思う。あとはパッティングが入れば、という感じ」と言葉にした。

松山英樹のパターが気になった様子のケプカ

そのパターはこの日、スコッティキャメロンのマレットタイプをテスト。グリーン上では、ケプカが手にしてヘッドをまじまじと見つめる場面もあった。

ツアーは3週にわたるアジアシリーズに入り、次週の日米ツアー初共催「ZOZOチャンピオンシップ」、中国での世界ゴルフ選手権「WGC HSBSチャンピオンズ」とアジア転戦が続く。「いいプレーをして上位で戦えたらいいと思う」と、まずはその初戦となる韓国大会に向けて集中。ホールアウト後はパッティンググリーン、ドライビングレンジと渡って調整し、開幕前日のプロアマラウンドで仕上げに入る。(韓国・済州島/塚田達也)

2019年 ザ・CJカップ