2019年 ZOZOチャンピオンシップ

松山、ウッズら4大スターのスペシャルマッチ 宮里藍さん「小競り合い楽しみ」

2019/10/08 17:45
解説の丸山茂樹(左)とラウンドレポーターを務める宮里藍さん

国内初開催の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」開幕3日前の10月21日(月)に行われる、マッチプレー形式によるスペシャルマッチ「THE CHALLENGE: JAPAN SKINS(ザ・チャレンジ: ジャパンスキンズ)」の発表会が8日、東京都渋谷区のホテルで開催され、解説の丸山茂樹とラウンドレポーターを務める宮里藍さんが登壇した。

大会会場の習志野カントリークラブ(千葉県印西市)で行われるスキンズマッチには、タイガー・ウッズ松山英樹ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジェイソン・デイ(オーストラリア)の4人が参加する。

ルールは、各ホールごと他のプレーヤーより良いスコアを出した1人が、そのホールにかけられた賞金を獲得する。同スコアが2人以上いる場合は、そのホールの賞金は次のホールに持ち越す。同スコアのホールが続くと、賞金が増えていく仕組みだ。詳細は明らかにされなかったが、18ホール中には特別なルールでプレーするホールもあるという。

賞金総額は35万ドル(約3750万円)で、1番から6番までの6ホールが1ホールごとに1万ドル(約107万円)、7番から12番までの6ホールが1ホールごとに1万5000ドル(約160万円)、13番から17番までの5ホールが2万ドル(約214万円)、最終18番ホールには最高額の10万ドル(約1070万円)がかけられ、最終的に最も多くの賞金を獲得した選手が優勝となる。

ラウンドレポーターは初めての経験という藍さんは「とても楽しみにしています。これまで海外選手のスポット参戦はあったけど、日本でこの4人を同じ空間で見られるのは貴重な経験になると思う。ふつうのトーナメントとは違う勝負。普段見られない戦い方が見られると思う。仲が良くフレンドシップもあると思うので、“小競り合い”も楽しみ」と話した。

丸山は「ZOZOが決まったときには、すばらしいイベントがとうとう日本に来たと思った。さらに月曜日に、この4人が戦うのは本当に楽しみ。4人いるのでみんなガンガン攻めてくると思う。打順なども影響する、駆け引きだと思うんですけど、トップ選手なので上手くやってくると思う」と胸を高鳴らせた。

発表会では“出来立てほやほや”のプロモーションビデオも公開された。セットは学校の教室で、教師役の松山が、生徒役のウッズ、マキロイ、デイに日本語を教えるという設定だ。コミカルな掛け合いに相まって、松山の“棒読み”のセリフが笑いを誘い、会場は和やかな空気に包まれた。

ウッズは「日本のゴルフファンは世界に類を見ない最高のファン。最高のアスリートが集まる機会。このような世界規模のイベントで彼ら戦えることを楽しみにしています」。松山は「日本のファンの皆さんの前で、すばらしい選手たちとプレーすることを誇りに思います。声援は大きな励みになりますが、タイガー、ローリー、ジェイソンも大変人気がある。ここで日本人として勝ちたい」とコメントを寄せた。

「ZOZO-」前哨戦となるスペシャルマッチの模様は10月21日(月)午後1時から「GOLFTV」で世界へ無料でライブ配信され、アプリをダウンロードし、ユーザー登録すれば誰でも見ることができる。(編集部・柴田雄平)

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