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松山英樹はピンチ少なくノーボギー パット停滞も「良いショット打てた」

◇米国男子◇BMW選手権 初日(15日)◇メダイナCC(イリノイ州)◇7613yd(パー72)

松山英樹は3バーディ、ボギーなしの「69」で回り、3アンダーとして出場69人中25位タイで滑り出した。首位とは4打差。ストローク・ゲインド・パッティング「-2.033」は全体64位とグリーン上で苦しみながらショットが復調傾向に転じた。2シーズンぶりの優勝、そして次週の最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)の出場権獲得に向けて浮上が求められる。

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タイガー・ウッズのひとつ後ろの組に入った松山は、スタートダッシュに成功したあと、中盤にもがき苦しんだ。1Wを強振して330ydを飛ばした3番までに2バーディを決め、勢いをキープしたかった5番(パー5)でグリーン左奥15mに2オンさせながらパーどまり。1.2mのスライスラインを沈めきれず3パットを喫した。

パーオンを逃したのは3打目がバックスピンで手前カラーにこぼれた7番(パー5)と、ティショットをラフに落とした13番(パー3)だけ。パーオン率88.89%は全体2位タイと「ここ最近では良いショットが打てていた」と納得した。パーが並んだ15番で1.5mのバーディパットをカップ左に外したが、入らなければもっと近くにチャンスを作るまで。続く17番で残り177ydの打ち上げの第2打をピンそば1mにつけて3つ目のバーディとした。

「ひどく(ラインが)外れているわけじゃないんですけど、ボールの回転なのか、芝目を読めていないのか…ひとすじ違うという感じ」とラウンド後はすぐに練習グリーンでボールを転がした。「ちょっとしたきっかけでよくなる気配もある」とも言う。

6年連続の最終戦進出には33位のフェデックスカップポイントランキングを30位以内に上げなくてはならない。54ホールを残した段階の暫定ランクは36位と依然、圏外にいる。前半2ラウンドをポイントランク順で3サムを組む今大会。松山はすぐ上にいる31位のライアン・パーマー、32位ジェイソン・コクラックと同組だ。それぞれ初日は4アンダー17位タイ、7アンダー首位タイと好発進を切った。「一緒に回っているふたりが伸ばしていたんで、すごく悪い感じがしますね」と気合が入る。

「きょうみたいなショットが打てて、パッティングが決まれば上位に行けると思うし、優勝争いもたぶんしていると思う。ただ、最近の傾向ではこれが続かないことがたくさんある。油断はしないように」。独特の緊張感はまだ3日続く。(イリノイ州メダイナ/桂川洋一)

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